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睡眠時無呼吸症候群と僕の憂鬱な5年間のてんまつ

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    『憂鬱な睡眠時無呼吸症候群(SAS)と僕との5年間のお付き合いのてんまつ』

    人生でもっとも大事なエネルギーは、健康とお金だろうし、その健康の3大要素が「睡眠」「栄養」「運動」だとするのなら、やはり睡眠について一度は考えてみる必要がある。

    「人間の武器は、信頼と習慣だ。」と伊坂幸太郎のゴールデンスランバーで描かれているけど、そのどっちも難しいし僕はあてにしない。人間(僕)は怠惰な生き物だ。

    風呂はもっぱらカラスの行水で、寝る30分前までポテチを食べ、「bokete(ボケて)」のアプリで薄ら笑いを浮かべながら寝落ちする習慣は僕の場合どうやら治りそうにない。だから人生で大事なことは1回でケリをつけるようにしている。例えば今回の手術がそうだ。

    さて、僕が睡眠時無呼吸症候群(SAS)だと診断されたのは2011年の秋で、順天堂大学病院の呼吸器内科で入院検査を受けた結果だった(とてもいい病院だ)。無呼吸は自分では気づかない。チャック全開で歩いている時に、「ねえ、相手のズボンのチャックが 開いてるときってどんな風に伝える?」 と質問して気づかせてくれるような賢明パートナーが指摘しない限りは病院で検査することもないのだ。ちなみに僕の場合、隣に寝ていた後輩が「息止まって死んでるかと思った」という身も蓋もない一言を発したことから検査することになった。

    処方されたのはもっとも一般的な方法、つまり呼吸器(CPAP)をつけることだ。これはレンタルで月に5000円、加えて毎月通院しなければならない(こちらの時間のほうがコストだ)。

    さっそく、処方箋を主治医に言って英語で書いてもらい(書いてくれた)、海外からcpap.comを通じて取り寄せた。おすすめはphilips社のもの(http://www.cpap.com/productpage/pr-system-one-60-series-auto-machine-bluetooth.html)だが関税でひっかかる。関税の手続きが嫌ならこっちのトラベル用がいい(http://www.cpap.com/productpage/transcend-auto-cpap-machine-somnetics.html)かもしれない。

    CPAPを使うと症状は収まるが、いかんせん手間がかかる。全快することもまずない。旅行や海外出張の荷物も大変かさばる。エコノミークラスでは電源がないから使えない。主治医の綺麗な女医に聞いたら「あら、ビジネスクラスなら使えるわよ」と笑顔で返された。なるほど、しかし、ビジネスクラスの隣の客がダースベーダーのようなマスクしてゴーゴー音立てて寝ていたら、「おいおい、仕事してる場合じゃないから、帰ってゆっくりしろよ」とツッコミの一つでも入れたくなるのではないか、と心のなかで僕は彼女につっこみをいれた。

    CPAPが持ち運びに不便ということで、次につかったのは、ベンチャー企業が開発したナステント(https://nastent.sevendreamers.com/)だ。これは鼻からチューブを入れて軌道を確保するもの。一本700円と安くないが移動用と割り切るしかない。いわば鼻のコンタクトレンズみたいなものだ。
    ナステントの違和感に慣れず、世界を旅する探検家・宇宙飛行士になるのが夢である僕にはどうしてもこういった機器を克服する必要がある。ここではじめて自分はなぜ睡眠時無呼吸(SAS)になったのか、考えてみた。

    原因として考えられるのは「肥満」「鼻」「喉」「その他」なわけだが、ほとんどの人は「肥満」が原因だ。しかし僕は一時期を除けば肥満の水準にない。舌根沈下(あごが小さく、舌がのどの奥に入ってしまう)という仮説をもとに「あいうべ体操(http://mirai-iryou.com/mc_aiube.html)」を3日ほどやってみたこともあるがそれも挫折した。第一、人にみせられたものじゃないし、こういう運動の「習慣」というものを僕はあてにしない。どうせ続かないからだ。美容には良いらしいので根性のある女子はぜひ。鼻呼吸にするためのテープ「ねるねる」もおすすめ。アゴがすっきりする。

    そうこうしているうちに出会ったのが、今回の東京ロンフェルメ耳鼻咽喉科(http://ibiki-clinic.com/)である。病院名もさることながら先生もとても変わってて、なんというか、新垣結衣が出ていたドラマ「リーガル・ハイ」に出てくる堺雅人演じる小御門弁護士(http://matome.naver.jp/odai/2137527134577227201)そっくりのマシンガントークで症状と処方を説明してくださった。診察が終わって、隣の部屋でナースに「先生だいぶ変わってますね」と言ったら、「初めて会うタイプの先生だとは、みなさんおっしゃいます」と答えられた。物は言いようだ。

    というわけで今回の手術になったわけだが、手術後3日間の痛みに耐えればあとは症状が回復してくるかもしれない。(なんとも言えない)

    僕はここまでに5年と50万円ほどがかかったわけだが(その他、マウスピースやらダイエットやら)、潜在患者数300万人とも言われる睡眠時無呼吸をどうか皆さんが効率的に治してくださることを祈っています。

    *あくまで一患者の体験です。真に受けないようにお願いしますー


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