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貢献する気持ち
この週末には、株式会社祭のお誘いで「雪かき」に参加させて頂いた。
何度も拒みつつもどうしても行ってしまうこのツアー、もう4回目の参加である(笑)。言葉に出来ない価値がそこには確実にある。お互いを知らない10名ほどのメンバーが集い乗り合って向かう妙高高原は風光明媚で自然豊かな田舎である。源泉掛け流しの温泉も嬉しい。都会の人は、地元との交流を通して身体性を快復し、地元の人は、都会の人から誇りを受け取る。往復のバスは、社会論からはじまり、文化論(マンガ?)を経て、恋愛論(下ネタ)に落ち着く。みんなが楽しいひととき。

だがこのツアーをビジネスとして成り立たせるにはまだ足りない。

僕は21世紀の内需の本命は、身体性と精神性を提供するサービス業に尽きると思うが、地域活性化をビジネスで成り立たせるには、工夫が必要だ。
キーワードは二つある。

「ボトルキープ」と「お土産」だ。

ボトルキープとは、鮭の子供が帰ってくるように、都会人をターゲットとするならば、地元に何度も来るための“理由”を作ることである。田植えの際に、自分が植えた領域をヒモで囲っても良いし、古民家の宿泊権利を破格で売ってもいい。なんらかのオーナーシップを持たせるという意識的な試みが必要である。

お土産は、単にツアーに参加するだけでなく、収穫物の販売や地元名産品の購入促進など付加的な価値をつけることだ。つまりHISが3万円のツアーを企画し、お土産屋のキックバックで+2万円を得る、というしくみと同じだ。

事業とは、利益を前提として成り立つ継続的な営みである。善意と思いから始まるこの流れを一過性のムーブメントから社会構造へと進化させるのは、このような事業家の精神ではないだろうか。
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