CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< September 2010 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
RECOMMEND
デューデリジェンスのプロが教える 「企業分析力」養成講座
デューデリジェンスのプロが教える 「企業分析力」養成講座
山口 揚平
3年越しで書いた9つのケーススタディ。予約時点で300件以上の申し込みを得た待望の新書。目には見えない企業の本質を見抜け!
<< 真打ち登場 | main | 金持ちだけど不幸な日本人へ 〜経済と幸福の関係〜 >>
ドバイショックの欺瞞
ドバイのバブルが破綻し、産油国が弱いドルやユーロでなく日本円を買おうという動きが加速したこともあって円高になっています。エコノミストは、日本も円を刷ればいい、といいます。どうでしょうか?

国は、自身がもっている富や生産力という信用を背景に、お金をつくります。それぞれの国の信用力の差が「為替」です。

各国はそれぞれ信用の土台を持っています。

たとえばこれまでのアメリカは、軍事力を高め、その交渉力を背景に、ドルを刷りました。日本は、精密で微細なモノを創る製造業の力を背景に円を発行します。北欧スイスのように生産力・交渉力のない国は、自国のお金を発行するよりも、交渉力のある国のお金を保有します。

今、アメリカもヨーロッパも中国もみんな自らの「信用力」をアピールしようと頑張っています。アメリカの財務長官は各国を回ってドルや米国債を買うように一生懸命、営業をしています。中国は、10億人という巨大な人口を背景に、元を世界の中心的な通貨にしようと画策しています。

世界中、みんな自分達の信用とその結果として創り出された通貨をアピールしようと必死です。

もはや世界中が「紙幣製造の輪転機の早さ」を競っているようにしか見えません。

信用創造(貨幣の製造)が、価値創造を遙かに超えているこの世界においては金融業者以外の“実業”はないのかもしれません。しかしそれは、私達がただ貢献に邁進することを妨げる理由にはならないのだと思います。
| - | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://yy.dsigr.com/trackback/810008
トラックバック