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あなたが中央銀行になるのだ

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    現在、プロジェクト2020、ビジョン2050と銘打って、将来の世界を描き出そうという試みを行っているが、その一つとしてお金の問題がある。

    おそらくここ10年で(つまり2020年にむかって)、お金の形は大きく変わるだろう。

    今、皆が思っているお金とは、政府が発行し(本当は日本銀行)、流通している極めて厳正なる存在。

    だがこれからは、直接的に言えば、“誰もがお金を発行するようになる”

    実は、PASMOやマイレージを挙げるまでもなく、企業通貨はすでに我が国だけで2〜3兆円に達している。これらは法定通貨ではないものの、消費者の心理においてはすでに立派な“お金”となっている。

    先日、10年間使い続けている携帯電話、Docomoのポイントがいくら貯まっているか知らないし、考えたこともない、と言ったら唖然とされた。その方はポイントで次々と新しい機種に買い換えているし、ポイントはとても重視しているらしい。

    企業のポイントは、すでにナイーブな“ポイント”という言葉を超えて立派な通貨になりつつある。

    信用できる発行体であればそれが企業であれ、個人でありその信用を外部化、つまり貨幣として客観化し、流通させることが可能となるのだ。

    昔、武富士の武井会長が言っていた。
    「金融はなくなるよ。いずれ“数融”になるよ」

    お金は姿を消し、ビットの世界に溶け込んでゆく。
    PASMOやエディで“ピッ”と接触すれば増えたり減ったりする世界なのだ。

    情報通信の波にのって、貨幣は自然発生的に、静かに発行され、そして私達の生活に“溶け込んで”ゆくのだ。

    そういう世界に私達は住むということを認識しなければならない。

    日本銀行がお金を刷って流通させるオペレーションを、「信用創造」という。

    そう、貨幣とはまさに“外部化された信用”に過ぎず、それは政府でなくとも発行可能なものなのだ。

    続きは、4月19日の「お金について考える」セミナーにて講演しますので、よろしければいらしてください。

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