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新入社員に告ぐ

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    先に所属していた会社では、光栄なことに4月2日の最初の新入社員研修の講座を持たせて頂いていた。

    もちろん内容はコンサルティング概論なのだが、特に新入社員にとって評価が高かったのはその「心構え的」なものだったと思う。

    新入社員に捧ぐメッセージが三つある。

    ●仕事は選ぶな。

    仕事を選ぶほど君たちは偉くないと思う。仕事を選ぶと視野が狭くなる。仕事とは単なる社会との関わりや金銭的側面だけの位置づけではない。それは人間としての基軸の一つである。だから短期で成果を求めるな。大きな器を手に入れよ。そのためにはまずは与えられた仕事、与えられた環境で最大限の努力をするほうが、君たちにとって“得”だ。知ったかぶるな、斜に構えるな、世界は君たちが知っているよりもより広いのだから、今よりも+50%の謙虚さをもって与えられた仕事に身を委ねてみるがいいだろう。それが結果として10年後の人生(もちろん所得も!)を決めるのだと僕は思う。

    ●2つ上の仕事をせよ。

    自分がスタッフなら、マネジャーの仕事を、自分がマネジャーならパートナーの仕事をしろ、少なくともそのような姿勢で仕事に取り組むこと。視野が変わってくる。仕事の本質は、“超過価値”である。もっとも快適な環境は、頂くお金(給料)の20%増しの価値を提供している状態である。たくさんの給料を求めるよりも、今の給料で市場価格より20%増しの価値を出すか、もしくは今の価値で、給料を20%下げてもらえ。その方がずっとスムーズに、快適に仕事を人生に取り込むことができる。2ランク上の仕事をする、ということの本質的意味は、その「超過価値」にある。それこそが仕事(=奉仕)の基本なのだ。

    ●すべてを模倣せよ

    もっとも早く成長する方法がある。それはロールモデル(自分が人格的にも能力的にも尊敬できる人のこと)を「真似る」ことだ。新入社員なら30代中盤までぐらいがいい。武道で「守・破・離」というのがあるが、その「守」にあたるのがこのモデリングである。モデリングとはその人のすべてを真似ることから始める。仕事だけではない。何を食べ、何を感じ、何を読み、何を着、何を哲学し、何を考えるのか、そのすべてを模倣することである。その人の本質を洞察し、吸収することは新入社員にはできない。だからその人そのものになりきるのだ。周りにそんようなロールモデルがいない場合も嘆く必要はない。他事業部はどうか?他社はどうか?それでもなければ
    歴史上の人物であってもいい。モデリングこそが成長の最短への道であると知るべきだ。

    以上の3点をよく話す。もし参考になれば嬉しい。


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