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エンロン、最大の茶番劇

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    エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」は、壮大なる茶番の映画である。

    エンロン事件は、会計操作によって株価を操った巨大粉飾事件である。

    それは私がアーサーアンダーセンにちょうどいたときに起きた。朝、出社すると会社のメッセージに長い英語のアナウンスが入っていた。内容は「あらゆる資料を破棄してはならない」というもの。
    おそらくSECの調査が入ったためであろう。

    CEO・アナリスト・会計士、あらゆる専門家が策謀して創り上げた株価。
    実態なき幻想が、株価という現実を作り出す錬金術の世界。

    ケインズの「美人投票」が語るように、さまよえる集団心理のタペストリーを読むとくことが本当の「投資」というなら、それはとても寂しい。

    純粋な意味では、投資とは、価値を生み出す企業に、自らの“票”を投じる応援行為だと思う。

    ただ、貨幣(も株も)生まれたときからそれ自身が投機的性質を持たざるを得ないのだ。

    バリュエーションマトリクス2.0がオープンしました。

    これは「株で儲ける」ためのツールとしてだけではなく、「正しい株価とは何か?」を問い直すシステムに進化してほしいと思う。

    ユーザーは、表面的な株価の動向に惑わされず、実態をみるための術を手に入れられるだろう。

    そして、ゆくゆくは、集積された市民の知を、企業にフィードバックする役割を担えたらいいと思う。

    企業と市民(投資家)のよりよいコミュニケーションのために。

    コメント
    バリュエーションマトリックス2.0すごいですね。

    企業の価値と価格、財務の状況・推移が、数字と視覚両方からインプットされるので非常にわかりやすいです。

    中国北京からも、海外サイトのアクセス制限もかからず、見れます。

    これで、スクリーニングのような、検索もできれば、詳細分析するまでのスピードがさらにあがりますね。
    偶然ですが、
    黒木亮さんの「青い蜃気楼―小説エンロン」を、
    ついこの前に読み直したところだったので、
    映画も見に行ってみます。
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