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六本木農園
六本木農園に行ってきました。

農家の“こせがれ”達がプロデュースしたこの六本木駅徒歩30秒の隠れ家にあるこのレストランには、健康的でおいしい食材が毎日届けられています。

3500円でお腹いっぱいになりました。よくある野菜料理のお店は量がすくなく、育ち盛りには満足できないのですが、このお店、ヘルシーさとボリュームを両方満たしてくれるところが大変気に入りました。原価計算大丈夫かな(笑)?

さて、このところ、欧米のベンチャーキャピタルも政府の政策も草の根の問題意識もすべて特定分野に集中しています。

すなわち「農業」「健康」「地方」「医療」「教育」です。

これらはすべて、資本主義、つまり貨幣によって分断・分割されてきた世界をあらためて結びつけようというムーブメントの具体的な姿だと思います。

すると、僕達の時代のミッションは、一言で言えば「分断され無機化された世界をあらためて有機化しなおす」ことです。

ビジネスのスキルも、社会システムの設計も常にこの有機化というコンセプトを背景に行われてゆくでしょう。

今、求められているのは、2つ、すなわち「事象や出来事を有機化するためのスキルやフレームワーク」であり、これから編み上げられてゆく「新しい世界像をビジョニングすること」なのだと思います。

その意味から21世紀に必要なスキルは、事象や企業、個人間の有機化をはかるための『クリエイティブシンキング』ですし、思想であれば、循環型経済システムとでも言えるような非貨幣の価値創造システムの構築だと思います。

僕達の会社、ブルーマーリンパートナーズもその触媒となることを目指しています。

| - | 18:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
才能の奴隷
天命を授かり、孤独を生き、人の心を動かす力を持った人がいる。
かつて宮崎駿は、NHKのプロフェッショナルの流儀で「僕は才能の奴隷ですから・・」とつぶやいていた。

才能の奴隷。才能と幸せの両立は難しい。
飛ぶ抜けた才能は孤独を呼ぶモノだから・・

ご冥福をお祈りします。

| - | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
慶應高校で教える企業の見抜き方の授業
慶應

今日は、慶應高校の社会科ゼミでの授業でした。慶應高校では図書館でも廊下を歩いていても活発に挨拶されとても気持ちがいいです。

慶應高校での授業は、私がM&Aを通して学んだこと、お金とは何か?お金とどうつきあうか?企業分析のケーススタディなどを行うものです。高校生は、皆、素直でよく勉強しています。財務、特にバランスシートの概念を高校で学んだ子達が社会に出てくるのはちょっと恐ろしいかも(笑)。

今、高校でも大学でも実践教育が盛んですが、なかでも「お金」について学ぶ機会はとても大切だと思います。

お金は性と似ていて、あまり公には語られることはないのですが、言ってみればそれは人と人とのコミュニケーションのツール(言語)であって、英語と同様と思います。変に隠し立てするほうが大人になってからその扱いに困ります。

お金と幸せ、お金と倫理、社会システムとお金をオープンに教えてゆくことが実は開かれた社会をつくる鍵になるのかもしれません。

また、財務分析・企業分析セミナーについてはこちらをご覧ください

財務分析実践研修
| - | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
受け入れずに受け止める
34才になりました。

私は30才で起業し、3年経った今、客観的にみればとても成功したとは言えませんが、ただ自分にとってはといえば、とても成長することはできたと心から思います。その意味で、会社を創る、というチャンスをあたえてくれた環境や周りの方々にとても感謝しています。この場をもってあらためて御礼を言わせて頂きます。

さて、最近思うのは、物事を受け入れるのではなく、ただ受け止めることの大切さです。

人は、外で起こる様々な出来事を、自分で勝手に評価し、解釈し、意味づけします。そしてそれが良いことなのか、それとも悪いことなのかを考えて心にしまい込みがちです。人は自分のフィルターを通して物事をみるのです。
しかし、物事それ自体はニュートラルです。出来事は意味を持ちません。意味を与えるのは人間です。

自分の外で起こるありとあらゆることを「意味づけ」していては、どんなエネルギッシュな人でも疲れてしまい、結果、意味づけを間違ってしまう。つまりネガティブに捉えることが増えてしまうと思います。するとそのネガティブな意味を、心の中でさらに膨らませてますますエネルギーがそがれるという負のループに入り込んでしまいます。

ポジティブシンキングは、物事を、よい方向に解釈しようという試みですが、人が自分の観念のフィルターを取り変えるのは容易ではありません。

だから、ただ物事をあるがままに受け止め、それを「ああ、そういうことが起こっているんだ」というところでとどめるだけでいいのだ、自分の批判や評価や解釈や判断をする必要はないんだ、ということを最近、少し学びました。少しだけ心が楽になったと思います。

これまでの自分は何事も自分の解釈を当てはめていました。ですが、デイビッド・ボームが「ダイアローグ」で述べているように、ただ答えがにじみ上がってくるのを待つ、というアプローチも良いのかもしれません。

泰然自若、というわけには行きませんが、34才は心を養うことを大切にしたいと思います。
| - | 02:24 | comments(4) | trackbacks(0) |
ベンチャーの経営の現実
ベンチャーの経営というものは、「やることの9割はほぼ失敗する」というものである。
だからやるべきことは実は単純で、失敗することを前提にいままで1回しかやらなかったことを単に10回やるだけである。悔やんだり悩んでいる暇があればはやく提案書を書いて一本でも多く電話してメールするというものでそれが出来なければ潰れるしかない。
ビジョンと戦略さえ決めてしまえば小さい会社が優位に立つ方法はスピードと量をこなすことにしかないのは簡単な理屈だがこれが思った以上に難しい。フラれ続ければへこむし、体力だって20代のようにはいかない。

はたまた自分の強みに徹底的に立脚しなければこの競争社会じゃとても勝てない。勝てなければ食っていくこともできないわけである。
強みを探るといっても“探る”なんていう生半可な表現ではもうぜんぜんだめである。
なんというか、『自分の本質を“えぐり出し”、そのもっとも世の中的に少しでも役に立つであろう部分の絞り出し、そのエキスを(朝鮮人参のように)抽出して、凝縮して形(製品)にして、世間に“捧げる”』というのが妥当な表現か。

それでもって、世間の微妙な変化を肌で感じ、それに対応するだけのアンテナを備えておくことも必要。ずぼらな自分は社会人になってから日経新聞はまったく読んでいないが、企業が出す小さなプレスリリースはこっそりとチェックしている。あとPOSデータの微妙な変化もみている。社会の動きは、まずは辺境から生れるとかのドラッカー博士も言っているではないか。

偉そうな事をいっても、そんなマゾヒスティックな日々がベンチャーの現実なのである。

ただ長いトンネルは続くけれど、いつかその先に明かりが見えることを確信して、夜行列車を走らせ続けるだけである。

そんな弊社に少しでも興味があれば、こちら、読んでくださいまし。


『世界を変える会社の作り方』(2.27MB)
(*)リンクが切れていました。修正しました。
| - | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
田植え、て、想う
十日市

貨幣論のセミナーにいらしてくださった佐野さんの「山口さん、疲れているよ。身体性をとりもださなきゃ(笑)」という一言で、有志を募って十日市に田植えに出かけた。

都会っ子の自分に田植えがつとまるのか、という不安を胸に集合時間10時に10分遅れで秋葉原駅に到着。「うち、ここから10分なんだよね」という僕の発言で、家を出たのが待ち合わせ時間の10時だったことが発覚し、ひんしゅくを買うとともに車内の空気も濁る。

しかし、いくつものサービスエリアを越えて走るうちに外部の空気が澄んでゆき、車内も生き生きと、自分も元気になっていくのに気づく。

古民家「みらい」に到着するとさっそく「田植え」用に着替える
実際、借りた長靴は穴が空いていて冷たかったし、外は雨が降っていたが、30分も作業をすると、静かな棚田の風景と、虫の音、鳥の声、泥の臭い、青葉の香りに感覚が研ぎ澄まされ、心が柔らかくなってゆくのを感じる。

とても気持ちがいい。田植えの後は、五右衛門風呂に入って疲れを癒す。やっぱり田舎はいいなぁ。古民家みらいの若井オーナーには本当に感謝です。

yoru
↑夜、五右衛門風呂より。

僕は前のエントリで、都市と田舎の融合の話を書いたけど、21世紀の地方の活性化と、日本全体の生産性の向上を考えたとき、もっとも重要なことは単に地方に金をばらまくことではなく、都市と田舎の交流コスト、つまり輸送コストを限りなくゼロに近づけることだと思う。

2050年には65才以上が人口の40%となり、GDPでは中国の1/7の水準にまでなる日本の将来を考えると、その生産性向上には抜本的な改革が必要で、それが、今、シェアーズでやっている金融市場の改革であり、もう一方が日本全国の地域の“有機化”なのである。

それは現在の「都市“か”田舎か」という枠組みから、「都市“と”田舎」へとコンセプトをチェンジすることでもある。都市と郊外の二重生活をする人口が1000万を超えれば、日本の生産性は倍増する見通しである。
そのために、JRおよび国交省にぜひとも御願いしたいのは、現在の「距離」に基づく課金(つまり運賃)から、目的と制限に基づく課金(つまりサービス)へと収益構造をシフトさせることだ。
これはつまり運輸事業からサービス業への業態転換なのだ。
イーモバイルが「100円パソコン」でうまく市場に浸透したように、JRにも運賃で儲けるのではなく、その先の地方や駅でおとされたお金を「SUICA」を使って回収するようなエクイティ型(成果連動型)のビジネスモデルを期待したいのである。
そうすれば、バブル時代の廃墟となったリゾートマンション群も、売れ残った地方の不動産物件にも買い手がつく。JRは不動産事業として喜連川の土地を500万で売っているが、東京までの定期代が月7万(年間84万。10年で840万!)もするのでは、誰も手が出せない。物件そのものよりも交通費のほうがはるかに大きい。だから物件とともにディズニーランドの年間パスポートのように目的限定で格安に定期を発行すればいいのだ。さすれば物件も掃ける。

古代ローマの隆盛の鍵は、他民族・他宗教をも受け入れ同化する寛容さと、ヨーロッパのあらゆる領域まで敷かれたローマ街道だった。

いま、日本に必要なのは、土地そのものへの投資ではなく、極めて安価な交通システムの構築なのだ。

| - | 13:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブラックジャックとゴルゴ13の年収
ブラックジャックやゴルゴ13の年収が高いのは、その腕もさることながら実は所属する「業界」によることが大きいと思う。

もしブラックジャックが外科医でなく、内科医だったり、ゴルゴ13がヒットマンでなく凄腕の諜報員だったとしたらその収益は10分の1にも満たないだろう。人は時間がかかるものや目にみえない情報には金を払いにくい。

我々シェアーズの面々が行う企業分析やバリュエーションでも、それを切った貼ったの買収案件に使うのと、和の経済の創出のため投資家と企業とのマッチングに使うのでは収益は段違いに変わってくる。

わかりやすく、切れ味のよいものほどお金にはなる世の中である。心ある人はそれを苦慮する。だが問題の本質は、今の世界には、お金が1種類しかないからに他ならない。

だから信用創造、つまり貨幣の創造自体をビジネスとして行い、さまざまな種類のマネー(ソフトマネー)を産み出す、ということが必要なのだ。

様々なレベルで行われる価値創造を一つ一つ丹念に「マネー」として計量し、それが互いに価値観のあうソフトマネーとつながってゆく経済システムこと資本主義と社会主義を内包させ、止揚させる新しい経済なのである。

信用創造ビジネスについてアイデア・情報がある人はぜひ御連絡くださいませ。

| - | 22:28 | comments(1) | trackbacks(0) |
桜井幸子 高校生からアラフォーへ
うちには、テレビがないので実家などに帰るともうそれこそ、かじりつかんばかりの姿勢で、TVを3時間ほどもずっと見ていることになる。

このGWの週末も例によって、チャンネルを変えながらいつのまにか世代代わりしたタレントの新しい名前を覚えつつ、かつて10代、20代だった俳優達の40才になってもかわらない活躍を見て、ふと安心感を覚えたりもした。

うちのTVは、当然というか、奥行きのどっしりしたアナログの時代物なので、女優のシワもそれほど目立たない。

そんな中、僕らの青春時代に『高校教師』で高校生役だった桜井幸子が、“アラフォー”の未婚者として登場している『コンカツリカツ』をみた。

今回のテーマは、「結びつきはセックス?友情?意地?」

内容は、セックスの相性は結婚の重要条件になるっていう話なのだが、タイトルだけでなく、番組内の台詞でも何度もセックスという言葉が出てきてほんとにびっくりした。NHKもオープンになったものだなぁ、と思う。

『セックスアンドザシティ』と聞いただけでもちょっとドキッとしてしましたが、こうオープンになっていて、それに対して世間が違和感を持たないとすると自分が年をとっていつの間にか保守派のオヤジになってしまったのか、と思ってちょっと落ち込んだ。

時代の流れ、変化に取り残されながらも、「本当にそれであっているか?」と心に問いかけるもう1人の自分がいる。時代が変わってもやっぱりやっちゃいけないこと、言っちゃいけないことってあるんだと思う。
それをいちいち“心の検閲所”に問い合わせて確認する慌ただしい日常である。そうやって年を取りながら、徐々に普遍の価値を自らの内に見いだしてゆく旅はまだはじまったばかり。あと少しで34才、まだ“アラサー”だと自分を慰めながら・・



| - | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
Britain's Got Talent
仕事にお疲れの時に、メンバーが送ってくれた動画をいくつか紹介。

アマゾンは僕の知を開いてくれたけど、You Tubeは時に感動を届けてくれる。僕はふたつの新しいインフラにとても感謝してる。

僕も人々の可能性を開き、人生のカードを増やすような、そんなインフラの作り手になりたい。






まだみていないなら、これはぜひみてくださいまし。
| - | 00:04 | comments(1) | trackbacks(0) |
お金について考える 〜僕と未来と資本主義〜


日曜は、木戸寛孝氏主催の世界連邦フォーラムで講師をつとめた。

内容をかいつまんでいうと、こんな感じ。

現代はなんでもお金で「買える」という世界。これは2020年くらいまで続く過去200年の歴史。その背景には、デカルト主義というか科学主義、つまりなんでも分解・客観化しようという一つの「思想」があった。
結果、お金という“刃”で結構、世界は切り刻まれ、魂まで「商品化」される時代になった。人は気付かないうちに知らず知らずに“身体性”を失ってきた。それは様々な問題を引き起こしてきた。
さて、これまでのお金は中央銀行が一括管理してコントロールしてきたけど、21世紀は、皆がそれぞれ貨幣を発行するようになる。お金というのは、要するに「外部化された信用」であって、信用の母体さえあれば、それを外部化、つまり貨幣や価値という記号にかえることは誰でもできるようになる。逆にいえば、ジンバブエのように貨幣発行の正当な「政府」であっても「信用」を担保できなければ、その発行紙幣は価値を持たなくなるということ。

つまり、コンピュータの世界でいえばメインフレームによる一極集中から、クライアントサーバのような自立分散型に貨幣の発行・流通自身が変わるということだ。その節目に我々はいる。

企業や個人によって発行(信用外部化)された貨幣は、似たもの同士が呼び合ってペッグされ、膨張してゆくはずだ。母体の信用が希薄になれば、一蓮托生にその貨幣経済は崩れてゆくから、当然、経済も生活も価値観をベースに再構築される。どこに住んでいるとか、何をやっているとかは重要ではなくなる。どちらかというと何を考えているか、どうあるか、が問われるようになるはずだ。

そんな21世紀の世界をよりよく生きるコツは、当然、今、流通しているハードマネーを1億持つとか、そんなことではなくて、誰とつきあうか、どう信用を創造するか、信用とは何か、といったことを丁寧に考え、咀嚼し、行動に結びつけていることだ、という結論である。

そんなむにゃむにゃした話を3時間も続けて、会場からは一切の質問も出ずに(議員の鈴寛先生のコメントのみ)、お開きとなった後は、1人で築地に行って、スシ食べました。1人晩酌が自然にできる自分を感じながら、あぁ、もうオトナだな、などと感慨にふけりながら千鳥足で帰途に。風呂は入らず寝ちゃいました。ビデオ返してないや。
| - | 20:58 | comments(1) | trackbacks(1) |
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